日本道路会議国際部会
日本道路協会の象徴的イベントである日本道路会議において、国際部会は世界で議論されている道路諸問題に関する情報について日本の道路関係者に広く共有することを目的とし、国内外から講演者を招いて講演会等開催しています。
第32回日本道路会議
【アセットマネジメントに関する国際シンポジウム】(2017年11月1日開催)
欧米諸国における舗装に焦点を当てた点検調査,評価・診断や補修計画への反映,予算獲得のための説明などのアセットマネジメントの事例について紹介するとともに,日本からはICT-舗装の取組を含む舗装マネジメントの在り方や長寿命化に向けた取組を紹介し,欧米諸国の事例と我が国における実施内容の比較を通してアセットマネジメントの内容やあり方などについて議論した。
<コーディネーター> 伊藤 高(国土交通省 道路局 国道・防災課 道路保全企画室長) |
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国名 | 講演者名 | 所属 | プレゼンデータ |
ドイツ | トーマス リンダー | バイエルン州内務省 南バイエルン道路ネットワークマネージャー |
PIARC Technical Committee TC D.1 |
ドイツ | スラボミア ヘラー | ヘラーコンサルタント | Pavement asset management practice for national and state highways in Bavaria |
アメリカ | ジェラルド フリンツシュ | バージニア工科大学交通研究所 教授・部門長 |
Management of Pavement Assets in Virginia |
オーストリア | クリスチャン ホネガー | アスフィナック(株) アセットマネジメント部部長 |
Pavement Asset Management Practice in Austria _ Toll Road Network |
ノルウェー | イブンサンド | ノルウェー公共道路庁 上席主任技師 |
Pavement asset management practice in Norway |
日本 | 久保 和幸 | 国総研 道路構造物研究部 道路基盤研究室長 |
Pavement Maintenance in Japan |
【途上国における道路プロジェクトを通じて道路整備の原点を振り返る】(2017年11月1日開催)
1996年に日本の無償資金協力で着工したネパールのシンズリ道路。幾多の困難を乗り越えて全線開通に至ったその20年の軌跡を辿りながら、まだ道路がなかった地域にシンズリ道路開通が与えた効果の大きさ・多面性について、シンズリ道路プロジェクトに関わったパネリストから当時の話を伺うことで、道路整備の原点を振り返った。
<コーディネーター> 木全 俊雄(鹿島建設(株)中部支店土木部;元 国土交通省,JICA専門家) ◎イントロダクション:途上国における道路プロジェクトを通じて道路整備の原点を振り返る |
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講演者名 | 所属 | プレゼンデータ |
亀井 温子 | 国際協力機構 南アジア部 参事役 |
ネパール・シンズリ道路事業の概要と歴史的背景 |
ビンドゥ ラナ | 元ネパール公共インフラ交通省 道路局シンズリ道路建設事務所 所長 |
Project Overview by Nepal Road Administrator’s view point |
山下 佳久 | 日本工営(株) コンサルタント海外事業本部 副技師長 |
ネパール国シンズリ道路建設プロジェクト 「計画と設計」 |
猪狩 哲夫 | (株)安藤・間ネパール事務所 所長 |
〜ネパール・シンズリ道路建設事業を事例に〜 話題提供 施工編 |